院長武石卓
婦人漢方薬亀や薬本舗武石亀石堂5代目。1981年久留米大学医学部卒業。久留米大学、聖マリア病院、飯塚病院で研修。南福岡病院でアレルギー診療に従事。ハーバード大学留学中に呼吸器とアナフィラキシーの研究で学位取得。全身を診ることができる医者をめざし1993年開業、現在に至る。日本小児科学会小児科専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医。
四つ子の子育て経験と患者さんの診療を通じ
学んだことのすべてを診療に生かしていく
病気に対する考え方はいろいろです。漢方薬を製造する家に生まれた私のベースには漢方的な考え方があり、出来るだけその病態に合った治療をめざしています。原因がわからない病気やわかっても治療できない病気、花粉など自分で取り除けない原因もありますが、どんな時もなぜ悪くなったのかを患者さんと一緒に考えることを大切にしています。薬は必要最小限。漢方薬といえども4種類も5種類もというのはどうでしょうか? より原因に近い治療で薬は減らせるかもしれません。
開業の年に恵まれた四つ子のうち2人が重症のアトピー性皮膚炎で、2歳頃までは2時間と続けて眠れない日が続きました。アトピーの子が夜間どのようにかゆがるのか、また親の仕事への影響も身をもって経験してきました。またステロイド軟膏を使いたくない沢山の患者さんたちからも多くのことを学んできました。長年医師をして思うのは、やる気にさせてくれる患者さんがいて初めて医者は進歩するということ。長い慢性の病気では、患者さんと医者が一緒にならないといい結果は残せないのです。
アレルギー科を軸に小児、
呼吸器内科も注力
多くのアトピー性皮膚炎の患者さんに対応し、アレルギー科を軸に小児科と呼吸器内科にも力を注いだ診療を行います。
患者さんからの学びを
診療に生かします
医師をやる気にさせてくれる患者さんの存在が大きな力です。患者さんから学んだことを生かし、日々の診療を提供しています。
なるべくステロイドを
使わない治療方針です
アトピー性皮膚炎の治療に注力しています。なるべくステロイドを使わない治療を心がけ、病気の根本を正す治療をめざします。
乳幼児から高齢者まで
幅広く診療
小さなお子さんからご高齢の方々まで、幅広い年齢層の患者さんのお悩みに応えられる診療をめざしています。
小児科・呼吸器内科・アレルギー科に対応
当院は小児科、呼吸器内科、アレルギー科に対応しています。院長は本来小児科の医師でアレルギーを専門とし、南福岡病院(現・国立病院機構福岡病院)に勤めていた時は、特に気管支喘息を専門としていました。留学中は肥満細胞と呼吸機能とアナフィラキシーといったアレルギーに関係の深い研究を行っており、小児に限らず成人の方まで幅広く診療しています。
患者さんの希望に寄り添う治療・薬を提案
気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、じんましん、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、薬疹などを診療。アトピー性皮膚炎でステロイド軟膏を使用したくない場合は、できる限りその希望に沿う治療を提案しています。呼吸器疾患は年齢にかかわらず、気管支喘息・咳喘息・COPD・一般の呼吸器感染症・鼻炎からくる気管支炎・逆流性食道炎・習慣性咳嗽などを診療しています。
赤ちゃんは全身を診て適した治療を考えます
小児科は大人のように臓器別というより、ありとあらゆる病気への対応が求められる科。赤ちゃんは話せない分、全身を診て考えることが大事です。それにより薬を減らせることもあります。今さえ良ければではなく、これからの長い人生を一緒に考え、適した治療法を提案しています。乳幼児の育児相談や、夜尿症、小児アレルギー疾患、小児呼吸器疾患なども診療しています。
高血圧や不眠など、気になる症状はご相談を
高血圧・脂質異常などの生活習慣病や不眠症、漢方薬の相談なども行っています。当院の専門外の病気は、専門の先生や病院の紹介を行っていますので、安心してご来院ください。できるだけ少ない薬でかつ自然に回復する力を邪魔しないように、不必要な検査はしておりません。初診の方は過去の検査データや使用した薬剤情報を持参していただけるとより細かなアドバイスができます。
武石クリニック
地下鉄空港線 西新駅から徒歩5分